引きこもりの生活とは?その実態から対処法まで紹介!

現代日本の重要な社会問題となった引きこもりとニート。

世間では、引きこもりニートは気楽なご身分だと考えられており、その生活の実態についてはあまり知られていません。

そこで今回は、引きこもりニートの生活の実態について説明し、さらに、引きこもりニート生活からの脱出を支援する施設と、近年問題になっている引きこもり育児の対処法についてもあわせて説明します。

引きこもりニートの生活の実態

引きこもりニートの生活とは

引きこもりニートの人のなかには、他者との接触を避けるため外出をせずに過ごす人もいますし、ふだんは自由に外出するものの自宅に戻ると自室にこもり他者との連絡や接触を拒絶するという人もいます。

引きこもっている時間はスマホゲームなどの趣味に没頭するなどして充実感を得ることもありますが、引きこもる行為自体が焦りや不安を生み出すため、その生活はストレスに満ちています。

引きこもりニートとお金

引きこもりニートの生活を維持するためにはお金が必要です。

過去に仕事をしていて十分な生活資金を蓄えている人もいますが、経済面で親に大きく依存する人が圧倒的に多いのが現実です。

そのため、親の失業や退職といった経済的変動に弱く、それにより生活の維持どころか自分自身の生存自体が危うくなることもあります。

本人の高齢化と8050問題、親の年金問題

引きこもりニート本人とその親の高齢化が深刻な社会問題となりつつあります。

親が現役で収入も十分にある時期に子どもが引きこもりニートになるのであればまだ救いがあります。

ところが、高齢となった親の収入源が年金に移行すると引きこもり・ニートである子がそこにしがみつき、親子ともども共倒れするケースが急増しているのです。

引きこもり・ニートに関するこの深刻な社会問題は「8050問題」と呼ばれています。

引きこもりニート生活を脱出させるための施設とは

引きこもりニートからの脱出を支援するさまざまな施設が存在します。

相談施設

脱引きこもりニートの入り口的役割を担うのが相談施設です。

・全国のひきこもり地域支援センター

・都道府県の精神保健福祉センター(地域によってはこころの健康センターなどの名称の場合もあります)

これらはどちらも公的な専門相談施設であり、困ったときの相談先として特におすすめです。

就労支援施設

引きこもりニートから脱出するためには、なんらかの仕事に就き、自力で生活費を稼ぐ必要があります。

しかし、引きこもりニートの人は、学歴や職歴に長い空白期間があったりコミュニケーション能力に問題を抱えていたりして、社会復帰の足がかりとなるべき職を得ることが容易ではないかもしれません。

社会に出て(あるいは復帰して)働くことを希望する方は、次の就労支援施設に相談してみましょう。

・サポステ(地域若者サポートステーション)

サポステは、厚生労働省が全国で展開する、就労支援のための専門支援機関です。

滞在型支援施設

引きこもりニートから脱出するために、生活環境そのものを変えることが必要となる場合があるかもしれません。

このような需要に応えるため、全国各地で、主に民間事業者が主体となって一定期間の滞在型施設を設置・運営しています。

トラブル急増中の支援“ビジネス”にご注意!

近年、民間事業者が運営する引きこもりニート支援をうたった施設・サービスの利用に関連するトラブルが急増しています。

よくある事例としては、引きこもりニートを抱えた家族に接近し、不安をあおりながら言葉巧みに高額のサービスを契約させたり、親から許可を得ていることを盾にとって暴言や暴行により引きこもりニート本人の尊厳を著しく傷つけたりするものが確認されています。

このような施設は、「支援」をかたる悪徳ビジネス業者である可能性があります。

民間の支援施設を利用する際は、その施設と運営母体に関する情報や評判をよく調べて、支援を求める先として適切かどうかを十分に検討することが大切です。

赤ちゃんと引きこもり生活を送ってしまうときの対処法

赤ちゃんを抱えて育児に奮闘するお母さんが、さまざまなストレスにより赤ちゃんと一緒に家に閉じこもってしまう、いわゆる「引きこもり育児」が問題になっています。

引きこもり育児を防ぐ方法を3つご紹介

①公的な子育て支援拠点に相談しましょう!

引きこもり育児になりそうな場合、あるいは、そうなってしまったという場合には、気が重くてしんどいとは思いますが、遠慮せずに地域の子育て支援機関に相談してみましょう。

・市町村の子育て支援センター

・市町村のファミリー・サポート・センター(ファミサポ)

・厚生労働省が指定する研修課程を修了した子育て支援員

子育て支援センターは、まさに地域の子育て支援の拠点ともいうべき施設で、専門スタッフに安心して育児の悩みごとを相談することができます。

ファミリー・サポート・センターは、地域で育児の手助けを求める人(会員)と手助けをしたい人(会員)とをマッチングするサービスを運営しています。

また、子育て支援員は、国が指定する地域保育と地域子育て支援に関する研修課程を修了した子育てのプロサポーターです。

②できるだけおうちの外へ出かけてお母さんも赤ちゃんも気分転換を!

気分が乗らないから…と親子で家に閉じこもっていたのでは、状況は悪化する一方です。

お買いものや公園へのお散歩など、短時間でもよいですからできるだけ親子一緒に家の外へ出てみましょう。

外で深呼吸をしながら軽く体を動かすだけでも気分が良くなりますよ。

③民間の家事支援サービスを活用するのも手!

なにも手につかないほどしんどいときは、思い切って家事だけでも専門業者さんにおまかせしてみましょう。

近年の家事支援サービスの充実には目を見張るものがあり、料金や頼める仕事の内容も広がりをみせています。

多少の費用は必要ですが、空いた時間でしっかりと子どもと向き合うもよし、十分に休息をとるもよし、業者さんとのおしゃべりを楽しむのもまたよしです。

引きこもりの生活とは?その実態から対処法まで紹介!のまとめ

引きこもりニートの生活は、仕事やお金、自分自身と親の将来など、さまざまな不安やプレッシャーが渦巻いています。

また、引きこもり育児も同様で、育児のしんどさが永遠に続くのではと悩むお母さんは少なくありません。

しかし、どちらの場合であっても、支援の手が常に差し出されているということはぜひ覚えておきたいところです。

民間の支援施設や支援サービスを利用する際は、評判や実績なども十分に調べ、慎重に契約しましょう。

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