引きこもりの無気力への原因から対処法を解説!

どうも引きこもりライターのTAMIYAです。

引きこもりニートを抱える家族や関係者は、引きこもり状態、無気力状態をどうにかしたいと考えている方も多いと思います。

それにはまず、無気力になった原因を探り、その原因を解決するための対応方法を考える必要があります。

今回は、無気力になった原因とともに解決策をお伝えしましょう。

無気力・無関心で引きこもりになるのは病気?原因を解説!

「無気力」というと、以前は「甘えているだけ」、「気持ちの問題」と言われてきましたが、今では「心の病気」として考えられ始めています。

この心の病気は悪化すると死に至る大変怖い病気です。

厚生労働省によると10代の自殺理由のうち「心身の病気の悩みや影響」が21.5%となっており、東京都が発表した年代別死因では、10代、20代、30代の死因の1位が自殺となっています。

このことから、心の病気から無気力になっている場合は、まず心の修復が必要です。

心の病気は、次の3つの種類に分けられます。

・精神疾患

・発達障害

・パーソナリティ障害

精神疾患

まず、精神疾患について説明します。遺伝の影響が大きいと言われているもので、統合失調症不安障害などがあります。この疾患の場合、薬物などの医療的治療が不可欠です。

発達障害

次に、発達障害について説明します。

発達障害は引きこもりに多くみられるといわれています。

発達障害などの人の中には、なぜ引きこもりから抜け出さなければいけないのかが理解できない場合もあります。

発達障害の原因は、遺伝要因と環境要因が複雑に絡み合っているといわれています。

この疾患の場合は、精神科の病院や公的機関に相談し、精神療法的な治療や教育的な支援を受ける必要があります。

パーソナリティ障害

パーソナリティ障害や性同一障害などは、薬物療法などの効果が得られないため、専門のプログラムやカウンセリングが必要になりますが、基本的には本人を変えるのではなく、周囲の人が容認してあげることが重要です。

引きこもりニートの無気力を何とかする方法

これから引きこもりニートの無気力の対応方法をご紹介します。

今回紹介するのは以下の3つ。

・かわいい子には旅をさせよ

・まず半歩

・弱点こそプラスに活かす

それでは、まず「かわいい子には旅をさせよ」から紹介します。

かわいい子には旅をさせよ

無気力の原因のひとつに、家庭環境によるものがあります。

両親が共働きなどで日中に親が家にいないことが多いので、その分の食費や本人が欲しいと望むゲームやDVDを必要以上に与えているケースがあります。

内閣府がまとめた「子ども・若者白書」で、若者無業者が求職活動をしない理由の一つとして「急いで仕事に就く必要がないから」というものが挙げられています。

無理をして働かなくても欲しいものが手に入る環境では、当然ながら労働意欲はわかず無気力となってしまいます。

こういった場合は、親が原因となっていることが多いので、親は子供に現金や現物などを渡さない、自立支援の施設に預けるなど思い切って離れることです。

「かわいい子には旅をさせよ」を実行しましょう。

まず半歩

無気力の原因のひとつに、「自信」や「やる気」の喪失があります。

これまでの人生の中で、失敗により辛い思いをした経験から自信をなくしてしまい、「どうせ自分には無理」、「また失敗する」という思考から無気力になってしまう場合と、これまで目標に向かって勉強してきた人が受験に失敗したことで気持ちの張りを失い、無気力になることがあります。

この場合、いきなり社会復帰を目指すのではなく、ボランティア活動や同じ境遇の仲間たちとの交流の中で、小さな成功体験を積ませて、自信をつけさせることから始めましょう。

1歩でなく半歩ずつ、気長に進ませましょう。

弱点こそプラスに活かす

無気力の原因の一つとしてパーソナリティの問題があります。

自分としてはふつうの行動でも、周りから「周囲の人と合わせられない」、「こだわりが強い」といったことで自分の居場所を失い、結果として無気力になってしまいます。

前出の「子ども・若者白書」でも、引きこもりになったきっかけとして「職場になじめなかった」が1位となっています。

この場合、自分が弱点と思っていることをプラスに考えるのです。

例えば、周囲の人と考えや感性が違うのであれば、デザインの仕事など創作する仕事をしてみてはいかがでしょうか。人と違う感性を活かすことができます。

また、集団での仕事が苦手なら、自宅でパソコンを使った在宅ワークという方法もあります。

弱手はそうそう治りません。むしろ、プラスに考え活かすようにしましょう。

無気力症候群で引きこもりになった場合どう対処すべきか?

頑張り屋さんは要注意

無気力症候群は、名前の通りやる気を失い、無気力状態や無関心、無感動に陥ってしまうことです。

この無気力症候群の多くは、元来、“頑張り屋さん“と呼ばれる人で、一生懸命に勉強し、頑張って仕事をし、周りからの評判も高い人です。

しかし、失敗や目標がなくなったことで無気力状態になってしまいます。風船に張りつめていた空気が一気に抜けてしまうようなものです。

うつとの違い

無気力症候群に似た状態で、うつ病があります。

うつ病はすべてのことに対して無気力状態の症状となる人が多いですが、無気力症候群は学校や仕事といった本業が無気力となりますが、遊びや趣味には積極的になります。

この点で、“甘えているだけ”、“サボっているだけ”と誤解を受けることがあります。

このため、本人も家族も病気の実感がなく、必要な治療を受けないまま、症状を悪化させてしまうことがあります。

対処法

生活リズムを作りましょう。

起きたくなったら起きる、腹が減ったら食べる、といった生活リズムでは、食生活が乱れ、体内の動きも活発化せず、ダルさだけが残り、やる気が阻害されてしまいます。毎朝同じ時間に起きる、同じ時間に食べる、といった規則正しい生活リズムをつくることで、心身に心地よい疲れを与え、食生活を整えることで、脳にいい刺激を与えます。

これが治療の第一歩です。

大学生の無気力引きこもりはどう対処すべきか?

今、大学生の無気力引きこもりが増えています。大阪大学の研究結果のよると、2万人を超える大学生が引きこもり状態だと報告があります。

せっかく入学した大学ですが、無気力引きこもりとなり、授業に出ず、単位を取れず、退学となるケースもあります。このため、大学側もあの手この手で無気力引きこもりの対処に動き出しています。

今回お話しする対応方法は次の3つ

・辛いことを話す

・大学の支援方法を受ける

・大学を変える

では、まず、辛いことを話すについてお話します。

辛いことを話す

内閣府によりますと、大学入学後に無気力引きこもりになった理由として「大学になじめなかった」が一番多くなっています。

大学は高校までの生活リズムと違って、自分で取得する単位や目標などの設定を自分で決めなくてはいけません。

このため、「何をしたらいいのかわからない」という状態となり、無気力状態となり、引きこもりになります。この場合、自分の辛い状況を親や友人など身近な人が聞いてあげましょう。

その際に、辛い状況の話を、否定することなく全部聞いてあげましょう。

大学の支援方法を利用

大学によっては、大学の職員や「ヘルパー」と呼ばれる学生が、新入生の取得単位や履修科目などを一緒に考える支援があります。

最近、自分のことを自分で決められない“指示待ち族“にとっては、なくてはならない支援になっています。

また、大学の相談室を利用することもお勧めします。最近ではカウンセラーを配置している大学が増えています。

これは、高校までは”クラス“の同じ仲間だけで過ごしてきた環境でしたが、大学は講義ごとに学生の顔触れが変わる開放的な環境になり、この環境変化についていけず、「自分だけ取り残された」と喪失感に陥り、結果として無気力引きこもりになることもあります。

カウンセリングを受けることで、精神的な不安を解消し、自信を取り戻させてあげましょう。

大学を変える

近年、通信大学の選択肢が増えてきています。入学した大学に通信課程があるのでれば、通信課程に変更するという手段もあります。

残念ながら入学した大学に通信課程がなければ、思い切って今の大学を退学し、新しい通信大学で気持ちも環境もリセットしてみましょう。

引きこもりの無気力への原因から対処法を解説!のまとめ

今年は台風や大雨の影響で、道路が冠水することが多々ありました。

冠水した道路では四輪駆動の車が安定して走ることができます。これは、4つのタイヤがしっかり機能して1台の車を走らせるからです。

心の病気も一緒で、本人だけでなく、家族、そして学校、そして医療機関の4つが連携しながら、一緒になって取り組まないと改善しません。

1人で悩まず、勇気をもって、自分のことを誰かに発信しましょう。

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